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マテ(ヒョウタンのこと)
マテ(ヒョウタン)製品は、全部で125点あり、ウリ科(Lagenaria sp)の植物で、一般的に「マテ(Mate)」と呼ばれるもので、その実の皮部分をつかってつくられたものです。早期から容器づくりのために伝統的にマテが利用されてきました。

目録に紹介しているマテ製品は、アンコン、チャンカイ、チムーと呼ばれる様式で後期のものです。

主な形式は、鉢と皿の形をしたものです。また、石灰や蓋をもつものもみられます。いくつかの先スペイン期のマテ製品には、糸や樹脂をつかって修理を施したあとがみられ、長く大切に使われ続けました。

マテ製品には、焼画が施され、単純なデザインから複雑なもの、自然の表現(様式化した鳥、渦巻き、など)や抽象的表現(幾何学文様など)がみられます。

いくつかのマテ製品の容器内には、石灰、織物、植物遺存体(木綿繊維、種、など)、貝殻などがのこされていることがあります。

古代ペルーでは、「マテ(Lagenaria siceraria)」として知られるヒョウタンの一種は、容器としての利用に欠かせないものでした。土器が使われる頃には、マテ製品の容器の形は、つくられる土器のモデルとなったことでしょう。初期から現在まで、マテは、飲みものや粒状のものを入れる容器として主に使われました。また、その容器の表面には、芸術的表現もみられ、人間、神聖体、植物、動物がそこには描かれました。

保管されているもののなかで、波、海鳥、魚といった海に関わる焼画をもつマテ製品は特によくみられます。