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あなたがされている: 博物館での調査・研究 植物製品
植物製品
目録に紹介されている木製品は全部で231点に及び、すべて時期は、後期中間期になるものです。すべての木製品は、彫りによって製作されています。ほとんどの木製品は、織物製作に使われたもので、開口棒(あるいはロッド、緯糸を通しやすくするため経糸をもちあげるもの)、紡錘車(糸を紡ぐ際に使われる道具)、櫛形道具(櫛の形をした道具)、針などがみられます。同様に、「浮き(flotadores)」と呼ばれる、円錐状の形をした木製品がたくさんみられますが、それらはどのような目的に利用されていたかはまだわかっていません。また、注意をひく木製品に、櫂形木製品(水を受ける板があり、オールの形をしたもの)があります。一方で、ケロ(酒器)、鏡受け、耳飾、ペンダント、などの重要で、華麗な装飾品が目録に紹介されています。

古代ペルーの人々は、ただ木材を燃料や建築資材に使っていただけではなく、それを使って、社会・経済そして宗教的に重要な行事に使う製品をつくり、特別な価値を与えてきました。

機織に使う開口棒、櫛形製品、紡錘車、針、漁ろうに使う櫂(オール)が保管されている木製品のなかで多いものですが、同じく、ケロ(酒器)や耳飾のようにエリート層が、社会的な差別化を目的に、権力誇示のシンボルとしての行事に使われたものが保管されています。